持分会社であることの意味
合同会社は、似た類型をとる合名会社や合資会社と同様「持分会社」として総称されています。
なぜ「持分会社」という分類がとられているのでしょうか?
株式会社の場合は「株券を持つ株主」のものとなるのですが、一方、持分会社(合名・合同・合資会社)は誰のものかというと、株主にあたる地位・権利が「持分」と呼ばれているところから、「持分を持つ者の会社」という意味で、「持分会社」といった分類がなされています。
ですから、出資者が自ら社員となって業務の運営にあたるという点が、この3つの会社の特徴であり「持分会社」と言われる所以であり、出資した分だけの責任を負えば済む有限責任社員だけから構成されるということが合同会社のメリットです
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